ミャンマー ロヒンギャ避難民を2か月以内に帰還手続き

ミャンマー ロヒンギャ避難民を2か月以内に帰還手続き
ミャンマー政府は、少数派のロヒンギャの人たちが大勢、隣国への避難を余儀なくされている問題について、国連や各国の代表者を招いた会議を開き、2か月以内にミャンマーに戻る手続きを始めるなど帰還を急ぐ姿勢を強調しました。
ミャンマーでは、西部ラカイン州に住む少数派のイスラム教徒、ロヒンギャの武装勢力と政府の治安部隊の戦闘が起き、国連の推計で62万人を超えるロヒンギャの住民が隣国のバングラデシュに避難しています。

ミャンマー政府は7日、首都ネピドーで国連や各国の代表者を招いた会議を開き、この問題を担当する閣僚が避難民の帰還に向けた取り組みを説明しました。この中で、ミャンマー政府は、先月下旬にバングラデシュと合意したことを受けて、3週間以内に両国共同の作業部会を設置したうえで、2か月以内に帰還の手続きを開始し、できるだけ早くもとの村に戻ってもらうことを目指す方針を明らかにしました。

ミャンマー政府は、国連の人権理事会が採択したロヒンギャの人権状況の実態解明を求める決議に反対するなど、この問題をめぐる国際社会の批判に反発しています。ミャンマー政府としては、ロヒンギャの避難民の早期帰還と生活再建に積極的に取り組む姿勢を強調することでこうした批判をかわそうという狙いがあったと見られます。