イオン 中国武漢に集中出店 ネット通販に対抗

イオン 中国武漢に集中出店 ネット通販に対抗
インターネット通販が急速に拡大する中国で、流通大手「イオン」は7日、同じ都市で3つ目となるショッピングモールをオープンし、一つの地域に集中して出店する戦略でネット通販に対抗することにしています。
中国中部の湖北省武漢にオープンした新たな店舗の広さは、5万4000平方メートルで、日系の衣料品店や家具店などおよそ200店が出店しています。

中国では、ネット通販が急速に拡大しているため、ショッピングモールなどの大型店では、全体の4分の1で来店客が減少するなど経営が厳しくなっていると言われています。

このためイオンでは、一つの地域に集中して出店する戦略で、ネット通販に対抗することにしていて、今回の出店は武漢で3店舗目となります。

イオンでは、この町で3年以内にさらに2店舗をオープンさせる計画で、知名度を上げて顧客を囲い込むほか、店内に幼児向けの施設を設けるなど、体験を重視した店作りで差別化を図ることにしています。

早速店を訪れた子ども連れの男性は「冬は子どもを外に連れていけないのでこうした店はいいと思います」と話していました。

イオンモールの吉田昭夫社長は「中国では日本の比ではないレベルでネット通販にシフトしている。リアルの店舗でなければ体感できないことを提供し、われわれの店を選んでもらえるようにすることが重要だ」と話していました。