サル 今度は東京 港区に出現 徐々に北上か

サル 今度は東京 港区に出現 徐々に北上か
先月下旬以降、神奈川県から東京都内にかけて1匹で動き回るサルの目撃情報が相次いでいますが、7日、東京 港区の住宅街に姿を見せました。サルは徐々に北上していると見られ、警察や自治体はむやみに近づかないよう注意を呼びかけています。
7日、サルが姿を見せたのは、高層マンションなどが建ち並ぶ港区港南3丁目にある都の建設事務所などで、午前8時前、「サルが出た」という通報が相次ぎました。その直後には、道路を挟んだ向かいにある都営住宅でも「2階のベランダにサルが入っていった」と通報が寄せられました。
さらに正午前には、同じ都営住宅で「3階の中庭にサルがいる」と通報が入り、警察や区の職員が捕獲を試みましたが、見つかりませんでした。
都営住宅に住む72歳の女性は「警察官が大きな網を持っていてものものしい雰囲気でした。この辺りでサルなんて見たことはなく、早く捕まってほしいです」と話していました。

その後、サルは一時、姿をくらましていましたが、午後2時前、都営住宅の柱に捕まっているのが撮影されました。このあとサルはマンションの隣を流れる川を橋を渡りながら越えると、資材置き場のフェンスを飛び越えて再び姿を消しました。

さらに午後4時すぎに再び資材置き場で姿を見せ、初めはゆっくりと歩いていましたが、徐々に駆けだして物陰に姿を消しました。現場周辺では、パトカーが巡回して住民に注意を呼びかけていました。

サルは、先月下旬に横浜市鶴見区などで目撃されたあと、都内に入ったと見られ、5日から6日にかけては大田区の住宅街や高校で目撃されていました。

その後、6日夕方には、品川区内の団地の近くで目撃されたほか、7日朝早く北におよそ2キロ離れた火力発電所の近くで目撃されました。7日は、さらに北側に位置する港区で姿が確認され、サルは都内を徐々に北上していると見られます。

警察や自治体は、サルを見かけてもむやみに近づかず、すぐに通報してほしいと呼びかけています。

神奈川で100件以上の目撃情報

神奈川県によりますと、いずれも同じサルと見られる目撃情報が、ことし10月から今月5日までの間に神奈川県内の13の市と町で100件以上寄せられたということです。

県内で初めて目撃されたのは、県の中央部にある平塚市で、10月17日でした。市内でサルが転々と動き回る様子が確認されました。その後、厚木市や綾瀬市でも目撃され、徐々に県の東側に移動し、10月27日には横浜市瀬谷区で確認されました。

横浜市内では、5日間にわたって相次いで目撃され、さらに先月2日からは県の南部の鎌倉市や逗子市、それに横須賀市などで相次いで見つかりました。

その後も複数の自治体で目撃され、先月29日には、横浜市鶴見区の住宅街で住民がサルを目撃し、その様子を撮影していました。そして今月5日には川崎市内で目撃情報が寄せられたほか、横浜市鶴見区の鶴見川の近くで都内の方向に向かって橋の手すりを渡っていく姿が通行人に撮影されていました。