国連事務次長が北朝鮮外相と会談 緊張緩和の働きかけか

国連事務次長が北朝鮮外相と会談 緊張緩和の働きかけか
北朝鮮を訪れている国連のフェルトマン事務次長は、リ・ヨンホ外相と会談し、緊張の緩和に向けた働きかけをしたと見られますが、北朝鮮側の態度の変化につながるかは不透明です。
国連のフェルトマン事務次長は、5日からピョンヤンを訪問中で、北朝鮮の国営メディアは、フェルトマン事務次長が7日、リ・ヨンホ外相と会談して意見を交わしたと伝えました。

双方のやりとりは明らかになっていませんが、フェルトマン事務次長は、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮側に対し、国連の安全保障理事会の決議を順守するよう求めるとともに、緊張の緩和に向けた働きかけをしたと見られます。

一方、リ外相は、核・ミサイル開発は「アメリカに対抗するための自衛的な措置だ」とするこれまでの主張を繰り返し「制裁は不当だ」などとアピールしたと見られます。

北朝鮮は、6日夜、発表した外務省の報道官談話で「アメリカが核戦争の導火線に火をつけるならば、固めに固めた強力な核武力で必ずその代価を支払わせる」とアメリカへの対決姿勢を強調しています。

また、7日づけの朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、論評で「核戦争を助長しているのはアメリカだ」とトランプ政権を非難していて、今回の会談が、核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮の態度の変化につながるかは不透明です。