タイヤ脱落事故 冬場に集中 点検・整備の徹底を

タイヤ脱落事故 冬場に集中 点検・整備の徹底を
大型トラックやバスからタイヤが外れる事故が昨年度56件発生し、前の年度に比べて15件増加したことが国土交通省のまとめでわかりました。こうした事故はタイヤ交換の機会が増える冬場に集中していて、国土交通省は点検、整備の徹底を呼びかけています。
国土交通省のまとめによりますと、走行中の大型トラックやバスからタイヤが外れる事故は昨年度、全国で56件発生し、前の年度に比べて15件増加しました。これらの事故で3人がけがをしていて、平成20年には静岡県の東名高速道路で大型トラックから外れたタイヤが対向車線の観光バスのフロントガラスを突き破り、運転手が死亡するなど深刻な事故も起きています。

国土交通省が昨年度の事故を分析したところ、およそ8割に当たる43件はタイヤ交換をしてから2か月以内に発生し、冬用タイヤに付け替えたあと、冬場の積雪地帯で事故が集中していることがわかりました。

また、車体に取り付けられたスペアタイヤが落下する事故も昨年度までの6年間に6件報告され、先月には岡山県の中国自動車道で親子2人が死亡する事故も起きました。

これから本格的な雪のシーズンを迎え、タイヤ交換の機会が増えることから、国土交通省は全国の運送業者や整備業者に対し車体に付いたすべてのタイヤについて点検、整備を徹底するよう呼びかけています。