衆院文部科学委 質問時間 与党1対野党2の割合で合意

衆院文部科学委 質問時間 与党1対野党2の割合で合意
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学校法人「加計学園」の獣医学部の来年4月の開学が認可されたことを受け、衆議院文部科学委員会は理事懇談会で、15日に委員会を開き、与党が1時間20分、野党が2時間40分の1対2の割合で、合わせて4時間、質疑を行うことで与野党が合意しました。
学校法人「加計学園」の獣医学部について、林文部科学大臣は14日、文部科学省の大学設置審議会の答申を踏まえ、来年4月の開学を正式に認可しました。

これを受けて、衆議院文部科学委員会は14日、断続的に理事懇談会を開き、与党側は、15日に委員会を開いて与党と野党が1時間半ずつ質疑を行うことを提案しましたが、野党側は「議員数が少ない党の質問時間も確保すべきだ」と主張しました。

これを受けて、与党側は、与党が1時間20分、野党が2時間40分の1対2の割合で、合わせて4時間、質疑を行うことを提案し、野党側もこれを受け入れて、与野党が合意しました。

そのうえで、与野党は、今回の衆議院文部科学委員会での質問時間の配分を、今後のほかの委員会での先例にはしないことも申し合わせました。

自民 森山国対委員長「少数会派への配慮も大事」

自民党の森山国会対策委員長は記者会見で、「衆議院の先例集によると、国会議員の数に応じて質問時間を配分するのが原則なので、それは大事にしなければならない。ただ、少数会派があるので、与党が配慮することも大事なことだ。それぞれの委員会で充実した審議をすることが、国民への責任を果たすということだ」と述べました。

立民 川内氏「質疑の在り方を議論すべき」

衆議院文部科学委員会で野党側の筆頭理事を務めることになっている立憲民主党の川内博史衆議院議員は、国会内で記者団に対し、「今回の対応は前例にせず、あくまでも今回だけの配分で、ほかの委員会での質疑を縛るものではないと確認した。民主主義の原理・原則は数ではないので、しっかりと国民の疑問や不信に応えられる質疑の在り方を議院運営委員会などで議論すべきだ」と述べました。