神戸製鋼 新たなデータ改ざん 出荷先は約500社に拡大

神戸製鋼 新たなデータ改ざん 出荷先は約500社に拡大
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「神戸製鋼所」の川崎博也社長は検査データの改ざん問題で13日、記者会見し、新たにグループの9社の製品で改ざんなどがあり、問題の製品の出荷先は、国内外のおよそ500社に拡大したと発表しました。また、このうち4社の問題については取締役会で把握しながら公表していなかったことも明らかにしました。
アルミ製品や銅製品で検査データの改ざんなどが明らかになった神戸製鋼は、去年9月からの1年間について、国内外のグループ会社も含め、社内調査を進めていて、川崎博也会長兼社長が13日夕方、記者会見を開いてこれまでに明らかになった内容を発表しました。

それによりますと、子会社の「神鋼メタルプロダクツ」が製造した配管などに使われる銅合金管などで検査データの改ざんなどがあったほか、タイのグループ会社でも銅管で必要な検査を実施せずにデータを書き換えるなど、グループ会社の合わせて9社で問題があったということです。

今回、明らかになった新たな不正で、問題の製品の出荷先は、これまでのおよそ200社から、国内外のおよそ500社に拡大したとしています。

また新たに不正が明らかになった9社のうち4社では、社内調査の対象期間よりも前から不正が行われ、鋼線を製造する「神鋼鋼線ステンレス」では、2007年から9年間にわたって検査データが改ざんされていたということです。

神戸製鋼は、この4社の製品については、すでに安全性を確認したとしていますが、取締役会で問題を把握していながら、公表していなかったということです。

神戸製鋼をめぐっては今月8日に、アルミと銅製品の一部で、データの改ざんが明らかになったのに続いて、自動車などの部品の材料となる「鉄粉」や、子会社が製造した金属製品でも相次いで問題が明らかになっています。