過労死認定 NHK記者の両親が会見 再発防止求める

過労死認定 NHK記者の両親が会見 再発防止求める
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4年前に心不全で死亡し過労死と認定されたNHKの記者の両親が会見し、「過労死の事実をNHKの中でしっかり伝えてほしい」などと述べ、再発防止に徹底して取り組むよう求めました。
NHKの東京の首都圏放送センターに勤務していた佐戸未和記者(当時31歳)は、4年前の平成25年7月に、うっ血性心不全で亡くなり、翌年、労働基準監督署から長時間労働による過労死と認定されました。

佐戸記者の両親が13日、厚生労働省で記者会見し、父親は、「記者の勤務は不規則で、当時は都議会議員選挙や参議院選挙の取材で、寝る間も惜しんで駆け回っていた。無理を重ねてきた体に勤務がダメージを与えたのではないか」と述べました。

また母親は、「娘はかけがえのない宝、生きる希望、夢、支えでした。未和のにおい、体の温かさをこれからも忘れることはありません」と話しました。

そして父親は、「娘は自分の過労死の事実をNHKの中でしっかり伝え、再発防止に役立ててほしいと天国で望んでいると信じている」と述べ、NHKに対し再発防止に徹底して取り組むよう求めました。

NHKは、「ご両親には過労死を防げなかったことを心からお詫び申し上げます。ご両親の思いを真摯(しんし)に受け止め働き方改革に不断の取り組みを行ってまいります」というコメントを発表しました。