衆院選 与党側は組織引き締め 野党側は巻き返しへ

衆院選 与党側は組織引き締め 野党側は巻き返しへ
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衆議院選挙の情勢について、報道各社が、世論調査などで与党が優勢だと報じたことを受け、与党側は、まだ序盤だとして組織を引き締めているのに対し、野党側は、巻き返しを図りたい考えで、今月22日の投票日に向けて、選挙戦は激しさを増していくものと見られます。
今回の衆議院選挙の情勢について、報道各社は、12日、世論調査などで与党が優勢だと報じました。

これについて、自民党の二階幹事長は「あくまで事前の予測だ。選挙はこれからであり、引き締めていく。選挙は、いっときたりとも気を抜かずに、ヘッドスライディングするつもりでなければならない。今から『少し調子がいい』などと思った人は必ず脱落していってしまう。まだ、途中経過であり、全力を尽くしてやってもらいたい」と述べました。

希望の党の小池代表は「森友学園や加計学園の問題で、訳がわからないまま選挙をして、『みんなの信任を得たあとは、突っ走ろう』という『安倍一強政治』の最たるものが今回の解散・総選挙だ。大変厳しい戦いであり、『賢い支出』で、みんなが納得のいく税金の使い方を徹底して訴えていく」と述べました。

公明党の山口代表は「これからが大事なところで、調査結果に一喜一憂せず、引き締めていきたい。政権を運営するという意味で、自民・公明両党で過半数の議席を確実に取るのが共通の目標だ。その点を絶対条件として、しっかり力を合わせていきたい」と述べました。

共産党の小池書記局長は「野党分断の影響が出ていると思うが、自民党への支持と期待が広がっているわけではなく、まさにこれからだ。市民と野党の共同候補が全国で生まれており、安倍政権に痛打を与える結果を出したい」と述べました。

立憲民主党の枝野代表は「期待を得ているのは間違いないので、実際の結果に、どうつなげていくかが大事だ。小選挙区で、自民党に競り勝つことで、安倍内閣が倒れる方向に役割を果たしていきたい」と述べました。

日本維新の会の松井代表は「自民党が強く安定した戦いとなっているが、よく考えてほしい。自民党はあまりにも勝ちすぎて、おごりが出てきた。徹底的に税金の使い方を見直すのがわれわれの訴えだ」と述べました。

社民党の吉田党首は「野党が分かれて戦えば、自民党を利することを表しているが、ひるむわけにはいかない。共産党、立憲民主党、社民党で連携し、議席の上積みを狙う」と述べました。

日本のこころの中野代表は「数字に表れない形も出てくると思う。街頭演説と党の広報でやっていくしかない。戦いは、最後の最後までやっていく」と述べました。

与党側は、まだ序盤だとして組織を引き締めているのに対し、野党側は、巻き返しを図りたい考えで、今月22日の投票日に向けて、選挙戦は激しさを増していくものと見られます。