ケニア 大統領選結果めぐる抗議デモが暴動に 24人死亡

ケニア 大統領選結果めぐる抗議デモが暴動に 24人死亡
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東アフリカのケニアで行われた大統領選挙で、現職の候補が勝利した開票結果を野党側が受け入れず、支持者らが首都ナイロビなどで激しい抗議デモを繰り広げて暴動にも発展し、鎮圧にあたる警察による銃撃で24人が死亡する事態となっています。
ケニアで行われた大統領選挙について選挙管理委員会は11日、現職のケニヤッタ大統領が野党連合の対立候補、オディンガ氏に10ポイント近い差をつけて再選したと発表しました。
これに対し、野党側は集計に不正があったとして結果の受け入れを拒否し、野党支持者が多いナイロビ市内のスラムや西部の都市などで、若者たちが激しい抗議デモを繰り広げて暴動にも発展しています。

鎮圧にあたる警察との衝突も相次ぎ、ケニアの人権委員会は、これまでに24人が警察に銃撃されて死亡したとして、行きすぎた取締まりだと非難しています。NHKが取材したナイロビ市内のスラムでも、上空で警察のヘリコプターが旋回するなど、緊迫した雰囲気に包まれていました。

ケニアでは10年前、大統領選挙の結果をめぐって大規模な暴動が発生し、1000人以上が死亡しました。今回のデモや暴動に加わっている若者らは、長期にわたる貧困や失業にあえぎ政府への不満を募らせており、混乱がさらに拡大しないか、懸念されています。