北朝鮮ミサイルに備え 中国・四国の4か所にPAC3配備

北朝鮮ミサイルに備え 中国・四国の4か所にPAC3配備
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北朝鮮が弾道ミサイルをグアム島周辺に発射する場合に備えて、自衛隊の迎撃ミサイルPAC3の部隊が、上空を通過すると予告された県など中国・四国地方の4か所に配備されました。自衛隊は24時間態勢で警戒と監視を続けることにしています。
北朝鮮はグアム島周辺に向けた弾道ミサイルの発射計画を今月中旬までに完成させると発表し、島根県、広島県、高知県の上空を通過すると具体的な飛行ルートを予告しました。

これを受けて自衛隊は、万が一、落下物などがあった場合に備えて、中部地方のPAC3の部隊を飛行コースと予告された県など中国・四国地方の4か所に配備することになり、12日未明から午後にかけて各地に部隊が到着しました。

PAC3が配備されたのは、島根県の出雲駐屯地、広島県の海田市駐屯地、愛媛県の松山駐屯地、それに高知県の高知駐屯地です。

このうち、高知県の高知駐屯地には、午前5時20分ごろ発射機を搭載した車両が到着し、その後発射機の角度を調整するとともに弾道ミサイルを追尾するレーダーなどを組み立てる様子が確認されました。

また、愛媛県の松山駐屯地には午前6時15分ごろ、島根県の出雲駐屯地には午前9時半すぎ、広島県の海田市駐屯地には午後1時45分ごろ、発射機を搭載した車両がそれぞれ到着し、その後、速やかに態勢を整えていました。

自衛隊は、PAC3のほか、高性能レーダーで弾道ミサイルを追尾できる海上自衛隊のイージス艦を日本海に配置していて、24時間態勢で北朝鮮の動向について警戒と監視を続けることにしています。

安倍首相「国民の生命財産守るため最善尽くす」

安倍総理大臣は、山口県長門市で記者団から、アメリカと北朝鮮との間で緊張が高まっていることへの対応を問われたのに対し、「国民の生命と財産を守るために最善を尽くしたい」と述べました。