日本版GPS衛星「みちびき」3号機 きょう打ち上げ

日本版GPS衛星「みちびき」3号機 きょう打ち上げ
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昼用スマートフォンの位置情報システムの性能を飛躍的に高めたり、災害時に救援活動に必要な情報を自治体に送れたりする日本版GPS衛星「みちびき」の3号機が、12日午後1時半すぎに、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられます。
日本版GPS衛星「みちびき」の3号機を載せたH2Aロケットの35号機は、種子島宇宙センターの発射場で現在、打ち上げに向けた最終的な点検が進められています。

「みちびき」は、アメリカのGPSと同じようにスマートフォンなどで位置情報が得られる衛星で来年春に本格的な運用が始まれば現在、10メートルほどあるGPSの位置情報の誤差を数センチにまで小さくできるということです。

これによって、建設業や農業で使われる機械を自動運転したり、ドローンによる物資の輸送を自動で行ったりするなど、社会のさまざまな分野で新たなサービスが展開できると期待されています。

また3号機には、災害時に地上の通信手段が使えなくなっても、救援活動に必要な情報を自治体に送れる直径3メートルほどのアンテナも搭載されています。

避難所に配られた専用の端末に個人の安否情報やけが人の数、また妊娠中の女性や介護が必要な人の数を入力すると、みちびきを経由して、自治体に伝わるシステムになっていて迅速な救援活動に役立つと期待されます。

「みちびき」の3号機は、12日午後1時40分に打ち上げられる予定です。