ナチス親衛隊のマークに似た旗で応援 ガンバが入場禁止に

サッカーJ1のガンバ大阪の一部のサポーターが今月の試合でナチス・ドイツの親衛隊のマークに似た旗を振って応援していた問題で、ガンバは、旗を振っていた団体のメンバーを当分、入場禁止とすることを決めました。
この問題は、今月16日に大阪市で行われたセレッソ大阪対ガンバ大阪の試合で、ガンバの一部のサポーターがナチス・ドイツの親衛隊が使っていたマークに似た旗を振って応援していたものです。

Jリーグの規約では、選手を含めた関係者に人種や宗教、政治などを理由に差別をしてはならないと定めています。

このため、ガンバは、21日までに問題の旗を振っていた団体を特定し、政治的思想を連想させる不適切な行為だとして、団体のメンバーおよそ60人を公式戦について当分、入場禁止とすることを決めました。

ガンバに対し団体側は「政治的思想のつもりはなく、デザインの一環としてマークを使ってしまった」と説明しているということです。

ガンバはこの問題を受けて、21日の試合からホーム、アウェーを問わず、スタジアムで旗を使った応援や横断幕を張ることを当面禁止する措置も取っています。

ガンバは「サッカーを愛する人たちに不快な思いをさせてしまったことに深くおわび申し上げるとともに、再発防止に努めたい」としています。

村井チェアマン「こうした事態あってはならない」

Jリーグの村井満チェアマンは、川崎市で行われた試合のあと、J1のガンバ大阪の一部のサポーターが今月16日の試合で、ナチス・ドイツの親衛隊のマークに似た旗を振って応援していた問題について、「現在、事実関係を確認中だ。旗を掲げた人物にどういう意図があるのか、悪意があったのか、事実を知らなければならないが、2020年には東京でオリンピックが行われ、たくさんの外国人もやってくる。こうした事態はあってはならない」と話していました。