「相乗り」タクシー 東京などで試験的導入へ

「相乗り」タクシー 東京などで試験的導入へ
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国土交通省は、タクシーの利用を後押ししようと複数の利用客が1台のタクシーに乗る「相乗り」を認める方向で、今年度中に東京などの都市部で試験的に導入することになりました。
国土交通省は、複数の利用客が1台のタクシーに乗り合わせて運賃を割安にする「相乗り」を認める方向で、今年度中に東京などの都市部で試験的に導入することになりました。タクシーを予約するためのスマートフォンのアプリを活用し、行き先が近い利用客どうしを引き合わせる仕組みを検討しています。

相乗りの営業は運輸局の許可が必要で、条件を満たすことが難しいことから、国土交通省は基準の緩和などを検討していて、相乗りタクシーが試験的に走行する地域や利用客による運賃の支払い方法などを今後、詰めるとしています。

国土交通省は、タクシーの利用客がこの10年ほどの間で30%近く減っていることから、利用を増やす取り組みを進めていて、ことし1月に東京23区などの地域で初乗り運賃を引き下げた結果、短い距離のタクシーの利用は増えているということです。
新たに「相乗り」を認めることで長距離の利用も後押ししたい考えです。

石井国土交通大臣は閣議のあとの会見で、「試験営業の結果を踏まえて必要な制度を検討していきたい」と話しています。