仏大統領選最終盤 EU離脱が重要な争点

仏大統領選最終盤 EU離脱が重要な争点
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2日後に投票が迫ったフランス大統領選挙は、4人の有力候補が混戦のまま選挙戦の終盤を迎えていますが、EU=ヨーロッパ連合に懐疑的な姿勢を示す2人が2週間後の決選投票に進む可能性も出ていてフランスのEUからの離脱が重要な争点として注目を集めています。
23日に投票が行われるフランス大統領選挙には11人が立候補していますが、1回目の投票で過半数を獲得する候補がいなければ来月7日に上位2人による決選投票が行われます。

20日に発表された世論調査の支持率では、中道の無所属、マクロン前経済相が24%、極右政党・国民戦線のルペン党首が22.5%、中道右派の共和党のフィヨン元首相が19.5%、それに急進左派の左派党のメランション元共同党首が18.5%と4人の有力候補が6ポイント以内の差で激しく競り合う展開となっています。

このうちトップを争うルペン氏はEUからの離脱の是非を問う国民投票の実施を公約に掲げていますが、この1か月で急速に支持を伸ばしてきたメランション氏もEUとの関係の見直しを訴え、離脱も辞さない構えを見せています。

この2人が決選投票に進むことになれば、その段階でEUの中核であるフランスに反EUの大統領が誕生することになります。

フランス最大の経済団体のトップは「2人が決選投票に進めばフランス経済は破局を迎える」と述べて危機感を表明するなど選挙戦の終盤になってフランスのEUからの離脱が重要な争点として注目を集めています。