何度も選考試験に挑戦 元警察犬「きな子」死ぬ

何度も選考試験に挑戦 元警察犬「きな子」死ぬ
警察犬の選考試験に繰り返し不合格になりながら、挑戦を繰り返す姿が人気を集め、映画のモデルにもなった香川県警察本部の元警察犬「きな子」が、20日死にました。14歳で、人間に例えると90歳ほどに当たるということです。
香川県警察本部の元嘱託警察犬「きな子」は、平成14年5月生まれのメスのラブラドールレトリーバーで、警察犬の選考試験に6回不合格になりながらも、何度も試験に挑戦する姿が人気を集め、平成22年には映画「きな子~見習い警察犬の物語~」のモデルにもなりました。

その翌年、嘱託警察犬に採用されたあとは、行方不明者の捜索などに出動するかたわら、警察のマスコットキャラクターとして交通安全運動や防犯教室などに参加し、平成25年に警察犬を引退しました。

香川県丸亀市にある丸亀警察犬訓練所によりますと、「きな子」は体力が低下し、訓練士の自宅や動物病院で療養していましたが、貧血などの症状が悪化し、20日死んだということです。訓練所によりますと、人間に例えると90歳ほどに当たるということです。

丸亀警察犬訓練所の亀山伸二所長は「『きな子』はいろんな人に出会うことができて幸せな犬だった。死んでしまったのは悲しいが、苦しまずに逝けてよかったと思う」と話していました。