近畿大の原子炉運転再開へ 研究用では新規制基準で初

近畿大の原子炉運転再開へ 研究用では新規制基準で初
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3年前から運転を停止していた、東大阪市にある近畿大学原子力研究所の原子炉は、原子力規制庁の検査に合格し、来月12日から運転を再開することになりました。新しい規制基準の下で研究用の原子炉が運転を再開するのは初めてです。
運転を再開するのは、東大阪市の近畿大学原子力研究所にある原子炉で、出力が1ワットと小さく、主に学生の教育や研究に利用されてきました。

3年前に定期検査に入ってから運転を停止し、原発事故を踏まえた新しい規制基準の下で原子力規制委員会の審査を受け、去年5月に合格していました。

その後、近畿大学は火災や竜巻などへの対策のための工事を進め、17日、運転再開に必要な原子力規制庁の検査にも合格したということです。

これを受けて近畿大学は、来月12日に原子炉の運転を再開することを決めました。
新しい規制基準の下で研究用の原子炉が運転を再開するのは初めてです。

近畿大学原子力研究所の伊藤哲夫所長は「運転を再開できることを大変うれしく思います。一日でも早く学生や教員が研究、教育の場として活用できるよう全力で取り組みたい」とするコメントを発表しました。