8年前に焼失の旧吉田茂邸 再建され内覧会

8年前に焼失の旧吉田茂邸 再建され内覧会
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8年前に火事で全焼した吉田茂元総理大臣の邸宅「旧吉田茂邸」が神奈川県大磯町に再建され、17日、内覧会が開かれました。
旧吉田茂邸は明治17年に養父が別荘として建てた平屋を、2階建ての数寄屋造りに増改築し、晩年までのおよそ20年間を過ごした場所です。

昭和54年の日米首脳会談の会場になるなど、政治の舞台として使われましたが、平成21年の火事で母屋が全焼したため、大磯町が全国から寄付を募るなどして、町立の郷土資料館の別館として再建しました。

17日は内覧会が開かれ、延べ床面積が、およそ740平方メートルの建物が公開されました。

このうち、「銀の間」は吉田元総理大臣が寝室として使っていた部屋で、大きな窓からは富士山を望むことができます。また、浴室には、地元の船大工の意見を取り入れたとされる、船の形をしたひのき風呂が置かれています。さらに、ソファーなどの家具のほか、総理大臣官邸に直接通じていた黒電話をはじめ、細かな内装も再現されています。

大磯町郷土資料館の國見徹館長は「多くの寄付をいただいて再建できました。戦後の日本を学ぶ場として多くの人に訪れてほしい」と話していました。一般公開は来月1日から始まります。