中国 去年の新車販売台数 8年連続で世界一に

中国の去年の新車の販売台数は2800万台を超え、政府の販売刺激策を背景に、前の年からふた桁の伸び率で8年連続の世界一となりました。ただ、業界団体は、ことしの伸び率は大幅に縮小すると予測しています。
中国自動車工業協会の発表によりますと、中国の去年1年間の新車の販売台数は、およそ2802万8200台で、前の年から13%余り増えて8年連続の世界一となりました。

このうち日本メーカーの乗用車はおよそ379万1500台で、前の年から12%余り増え、各社とも好調な業績となりました。

中国の新車販売が大きく伸びたのは、排気量が1600CC以下の小型車を購入する際に納める自動車取得税の減税といった政府の刺激策に加え、SUV=多目的スポーツ車への買い替え需要が根強かったことが要因です。

一方、ことしの中国市場について、業界団体は、小型車の減税幅が縮小されたことなどを念頭に、伸び率は5%にとどまると予測しています。

自動車産業は、すそ野が広く、経済への波及効果が大きいだけに、減速が見込まれることしの自動車市場が、今後の中国の景気にどのような影響を与えるかが焦点となります。