アダルトサイト閲覧者に不正請求 被害10億円か

アダルトサイトを利用した女性のパソコンをコンピューターウイルスに感染させ、料金を請求する画面が常に表示されるようにしたとして、インターネット広告代理店の役員らが警察に逮捕されました。表示を消すためには料金の支払いが必要で、警察は、全国の1万5000人からおよそ10億円を集めていたと見て調べています。
逮捕されたのは、インターネット広告代理店の役員で東京・新宿区の村本貴胤容疑者(60)ら9人です。

警察の調べによりますと、村本容疑者らは去年5月、「AVIDOL」というアダルトサイトを利用した愛知県岡崎市の女性のパソコンをコンピューターウイルスに感染させ、サイトの利用料を請求する画面が常に表示されるようにしたとして、不正指令電磁的記録供用の疑いが持たれています。

動画を閲覧しようとすると不正なプログラムがダウンロードされ、パソコンの設定が変更される仕組みになっていたということです。

警察によりますと、村本容疑者ら5人は容疑を否認し、ほかの4人は認めているということです。

表示を消すためとして利用者に10万円から20万円ほどの料金を請求していて、管理する40ほどの口座には、全国の1万5000人からおよそ10億円が入金されていたことから、警察がさらに詳しく調べています。