首相 フィリピンでドゥテルテ大統領と会談

首相 フィリピンでドゥテルテ大統領と会談
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フィリピンを訪れている安倍総理大臣はドゥテルテ大統領と会談し、大統領が重要視する麻薬対策へのさらなる支援を伝えるとともに、海洋における法の支配の重要性を確認したものと見られます。
安倍総理大臣は、今月20日にアメリカのトランプ新政権が発足するのを前に、アジア太平洋地域の主要国との緊密な連携を確認するため、12日からオーストラリアと東南アジア3か国を歴訪していて、12日午後、最初の訪問国であるフィリピンの首都・マニラに到着しました。

安倍総理大臣は、大統領府のあるマラカニアン宮殿で行われた歓迎式典に出席したあと、ドゥテルテ大統領と、日本時間の午後5時前から首脳会談を行いました。

この中で安倍総理大臣は、両国の連携を一層強化するため、インフラ整備への効率的な支援に向けて、両国政府による合同委員会を発足させるほか、ドゥテルテ大統領が重要視している麻薬対策で、治療施設の整備や更生プログラムの作成など日本のノウハウを提供する方針を伝えたものと見られます。また、海洋進出の動きを強める中国を念頭に、海洋における法の支配や航行の自由の重要性を確認したものと見られます。

麻薬対策への対応などをめぐりフィリピンとアメリカとの関係がぎくしゃくするなか、安倍総理大臣としては今回の訪問を通じて、ドゥテルテ大統領との信頼関係を深め両国の間を取り持つ役割も果たしたい考えです。