韓国 前文化体育観光相を逮捕 職権乱用などの疑い

韓国 前文化体育観光相を逮捕 職権乱用などの疑い
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韓国のパク・クネ(朴槿恵)大統領の知人らが起訴された事件を捜査している特別検察官は、政権に批判的な主張をした映画監督や俳優などの名簿を作成し、それに基づいて公的な支援を打ち切ったとして、前の文化体育観光相を職権乱用などの疑いで逮捕しました。
パク・クネ大統領の知人らが起訴された一連の事件を捜査している特別検察官は、12日未明、前の文化体育観光相、キム・ジョンドク(金鍾徳)容疑者ら合わせて3人を職権乱用などの疑いで逮捕しました。

特別検察官の調べによりますと、キム前文化体育観光相らは、パク政権が、政権に批判的な主張をしたり、野党指導者を支持したりした映画監督や俳優、作家などの名簿を作成し、そうした文化人への公的な支援を打ち切ったことに関わった疑いが持たれています。

韓国メディアは、この名簿を「ブラックリスト」と呼んで、9400人余りが含まれていたと伝えていて、現職のチョ・ユンソン(趙允旋)文化体育観光相は今月9日、国会での聴聞会でみずからの関与は否定したものの、名簿の存在は認めました。

韓国国民からは、名簿の作成や支援の打ち切りは「政府による言論弾圧だ」と非難の声が強まっていて、特別検察官は、名簿の作成にパク大統領自身が関わっていたかどうか調べるものと見られます。