日本人学生不明 仏検察が容疑者の身柄拘束と引き渡し要請へ

日本人学生不明 仏検察が容疑者の身柄拘束と引き渡し要請へ
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フランス東部で日本人の女子大学生の行方がわからなくなっている事件で、フランスの検察は、南米のチリに帰国した元交際相手の男について、チリの捜査当局に身柄の拘束と引き渡しを直接要請するための手続きを進めていることを明らかにしました。
筑波大学3年生の黒崎愛海さん(21)は、留学先のフランス東部のブザンソンで先月4日から行方がわからなくなり、地元の検察は、元交際相手のチリ人のニコラス・セペダ容疑者(26)について、ICPO=国際刑事警察機構を通じて殺人容疑で身柄の拘束を求める国際手配をしています。

チリの捜査当局は、セペダ容疑者がすでに帰国していることを確認していますが、国内法を理由に、現状では身柄の拘束や引き渡しには応じられない姿勢を示しています。

フランスの検察は11日、男の身柄の拘束と引き渡しをチリの当局に直接要請するための手続きを進めていることを地元メディアに明らかにしました。
ただ、捜査で得られた情報を整理する作業が必要だとして、手続きには時間がかかるという見方を示しました。

チリの捜査当局は、これまでに容疑者の銀行口座などに関する情報は提供していますが、今後、フランスからの要請に応じ、チリでの捜査が進展するかどうかが焦点になっています。