米元国防長官 トランプ次期政権は北朝鮮と交渉を

米元国防長官 トランプ次期政権は北朝鮮と交渉を
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クリントン政権で北朝鮮政策を担ったペリー元国防長官は、北朝鮮の核・ミサイル開発を食い止められなかったとしてオバマ政権の政策を批判し、今月20日に発足するトランプ次期政権に対して、北朝鮮との交渉に乗り出すよう求めました。
民主党のクリントン政権で、北朝鮮への対応に当たったことで知られるペリー元国防長官は9日、今月20日にトランプ次期政権が発足するのを前に、首都ワシントンで記者会見しました。

この中でペリー氏は、北朝鮮が非核化に向けた具体的な措置を取らないかぎり直接交渉はしないとした、オバマ政権の戦略的忍耐と呼ばれる政策について、核・ミサイル開発を食い止められずに脅威が高まり、失敗したと批判しました。

そのうえでペリー氏は、北朝鮮がアメリカ本土を攻撃するICBM=大陸間弾道ミサイルの開発を進めているだけでなく、同盟国の日本や韓国を攻撃するミサイルを実戦配備しており、「忍耐のときは終わった。今は行動を起こす時だ」と述べ、トランプ次期政権に対して、抑止力を高めつつ、核・ミサイル開発を停止させるため、北朝鮮との交渉に乗り出すよう求めました。

ただ、ペリー氏は米朝間の交渉は厳しいものになるという見方も示し、失敗した場合には、北朝鮮に対する制裁や在韓アメリカ軍の戦力のさらなる強化などを検討すべきだと指摘しました。