「魔女狩り」とロシアが米を非難 サイバー攻撃めぐり

「魔女狩り」とロシアが米を非難 サイバー攻撃めぐり
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アメリカ大統領選挙で、民主党のクリントン氏の陣営がサイバー攻撃を受けた問題について、アメリカの情報機関が、ロシアのプーチン大統領が共和党のトランプ氏の当選を後押しするため、みずから指示したものだと結論づけたのに対し、ロシア大統領府の報道官は「魔女狩りだ」としてアメリカ側を非難しました。
この問題は、去年のアメリカ大統領選挙で民主党のクリントン氏の陣営のコンピューターがサイバー攻撃を受け、ロシア政府が関与したとされるものです。

アメリカの情報機関を統括する国家情報長官室は今月6日、ロシアのプーチン大統領が、クリントン氏の信用をおとしめ選挙活動を妨害するとともに、共和党のトランプ氏の当選を後押しすることを狙って、みずからサイバー攻撃を指示したと結論づけました。

これについて、ロシア大統領府のペスコフ報道官は9日、ロシアのメディアに対し、「何の根拠もない。第1級の情報機関の仕事とは思えない」と述べ、ロシア政府の関与を改めて否定し、「このような非難にはうんざりする。魔女狩りを思い起こさせる」としてアメリカ側を非難しました。

そのうえでペスコフ報道官は「アメリカはこのあと、分別のあるチームに交代し、対話を目指した思慮のある方法をとるようになるだろう」と述べて、ロシアとの関係改善に意欲を示しているトランプ次期政権に期待を示しました。