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地下水浄化し海に流す計画 漁協が判断持ち越し

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東京電力福島第一原子力発電所で、汚染水対策の一環として建屋の周囲の井戸などからくみ上げた地下水を浄化して海に流す計画について、地元のいわき市漁協は反対意見が根強いとして、16日の会議では漁協としての方針をまとめることができず、判断を今月末に持ち越すことになりました。

福島第一原発では汚染水対策の一環として漁業者の同意を得たうえで、建屋の周囲のサブドレンと呼ばれる井戸などからくみ上げた地下水を浄化して海に流す対策が計画されています。
東京電力から計画の受け入れを求められた、いわき市と相馬市の2つの漁協は組合員の意見を聞いたうえで判断する方針で、このうち、いわき市漁協は先週に続いて16日、幹部会議を開きました。
会議は非公開で行われましたが、前回と同様、風評被害による販売不振の懸念などを理由に反対意見が根強く、方針を取りまとめられず、今月27日に改めて話し合うことになったということです。
一方、相馬市の相馬双葉漁協は今月23日に受け入れの判断について話し合うことにしていて、その後、2つの漁協の判断を軸に福島県漁連が県全体の漁業者としての方針を決める予定です。
いわき市漁協の矢吹正一組合長は「復興のためには計画の実施はやむをえないと思う一方、不安も強く慎重に判断したい」と話しています。

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