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9月17日のニュース

原子力規制委 凍土壁の山側の工事認可

東京電力福島第一原子力発電所で、建屋の周りの地盤を凍らせて地下水の流入を防ぐ「凍土壁」について、原子力規制委員会は、地下の配管などが障害となっていた山側の区間の工事を認めました。
しかし、海側については汚染水対策の遅れから工事の申請ができない状態で、建設が計画どおりに進むかは不透明な状況です。

福島第一原発では、汚染水が増える原因となっている原子炉建屋などへの地下水の流入を防ぐため、建屋の周りの地盤を1.5キロにわたって凍らせる「凍土壁」を建設する計画です。
工事はことし6月から一部の区間で始まっていますが、トンネルや配管が埋まっている場所では中にたまった汚染水が漏れ出すおそれがあるため、工事は飛び石状に進められていました。
これに対して東京電力は、地下に障害物がある場所のうち建屋の山側について、トンネルに穴を開けてセメントを流し込むなどして汚染水が漏れ出すのを防ぎながら工事を進める計画を申請していて、規制委員会は、安全性に問題がないとして17日、この工事計画を認めました。
これによって、全長1.5キロのうちおよそ1キロの区間について認可が下りたことになります。
しかし、建屋の海側については地下のトンネルにたまった高濃度の汚染水を抜き取る対策がうまく進んでいないため工事の申請ができない状態で、今年度中に凍結を始めるとする凍土壁の建設が計画どおりに進むかは不透明な状況です。

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