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9月12日のニュース

双葉病院の患者遺族が東電と和解 福島・大熊町

原発事故後の避難の混乱のなかで亡くなった福島県大熊町の双葉病院の入院患者の遺族が、東京電力に賠償を求めていた千葉地方裁判所での裁判は、東京電力が1300万円余りを支払うことで和解が成立しました。

東京電力福島第一原子力発電所からおよそ4キロ離れた福島県大熊町の双葉病院の入院患者などは、原発事故による避難指示が出されたあと、混乱のなか、避難の途中や避難先で相次いで亡くなりました。
このうち、病院に入院していて震災の5日後に避難先で亡くなった83歳の女性について、千葉県に住むめいに当たる45歳の女性が、東京電力におよそ3100万円の賠償を求める訴えを千葉地方裁判所に起こしていました。
裁判で和解に向けた話し合いが行われた結果、東京電力が1360万円を支払うことで12日和解が成立しました。
記者会見した遺族の女性は「伯母のために納得できるまで闘いたいと思っていました。和解したことで、伯母に手を合わせて報告ができます」と話しました。
原告の弁護団によりますと、双葉病院の患者の遺族などが東京電力に賠償を求めている裁判は、東京地方裁判所でも行われています。
東京電力は「福島県の皆さまをはじめ、多くの皆さまに大変なご迷惑とご心配をおかけしていることについて、改めて心からおわび申し上げます。和解は事実ですが、詳細については差し控えさせていただきます」とコメントしています。

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