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9月1日のニュース

中間貯蔵施設 首相が「苦渋の決断に感謝」

安倍総理大臣は、福島県内の除染で出た土などを保管する中間貯蔵施設の建設を受け入れる考えを政府に伝えた福島県の佐藤知事と会談し、「苦渋の決断に感謝したい」と述べるとともに、引き続き福島の復興に向けて全力を尽くす考えを強調しました。

政府は、福島県内の除染で出た土などを保管するため東京電力福島第一原子力発電所周辺の双葉町と大熊町に中間貯蔵施設を建設する計画で、福島県の佐藤知事は1日午前、建設を受け入れる考えを政府に伝えました。
これを受けて安倍総理大臣は、総理大臣官邸で佐藤知事と会談しました。
この中で佐藤知事は「地元に大きな負担を強いるものだが、福島県の一日も早い環境回復、復興実現を図るため、建設の受け入れを容認する苦渋の決断をした」と述べたうえで、政府に対し、避難指示区域の将来像を提示することや地域振興のため引き続き財政措置を講じることを改めて求めました。
これに対し安倍総理大臣は、「中間貯蔵施設の建設は、福島の復興、そして日本の復興のために大変重要だ。まさに苦渋の決断だったことは十分認識しており、心から感謝申し上げたい」と述べました。
そのうえで安倍総理大臣は「『福島の復興なくして東北の復興なし、日本の復興なし』だ。地域の皆さんと一丸となって、福島の復興のために全力を尽くしていきたい」と述べました。

【「除染や復興が目に見えて加速」】
菅官房長官は午後の記者会見で、「中間貯蔵施設が稼働することになれば、仮置き場に一時的に保管されている土などが減っていくことになり、除染や復興が目に見えて加速化していくものと考えている。非常に大きな一歩だ。地元の皆様のご決断に応えるために、政府一丸となって全力で除染と復興に取り組んでいきたい」と述べました。
また菅官房長官は、記者団が「地元では最終処分場になるのではないかという懸念もあるが」と質問したのに対し、「30年ということで地元としっかり約束しているわけで、政府としてもしっかり対応していきたい」と述べました。

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