40年後の未来へ 福島第一原発の今

東京電力 福島第一原発事故 関連ニュース

4月19日のニュース

汚染水対策の凍土壁 安全上の指摘相次ぐ

東京電力福島第一原子力発電所で汚染水対策として計画されている建屋周辺の地盤を凍らせる「凍土壁」について、原子力規制委員会の会合で安全上の問題点を指摘する意見が相次ぎ、規制委員会は引き続き詳しく確認していくことになりました。
福島第一原発で増え続ける汚染水対策として国と東京電力は、汚染水がたまった原子炉建屋の周囲の地盤を凍らせ、「凍土壁」と呼ばれる氷の壁で囲むことで地下水の流入を防ぐ計画で、ことし6月の着工を目指しています。
凍土壁の対策を進めるには原子力規制委員会の認可が必要で、国と東京電力が先月、計画の審査の申請していて、18日に有識者が参加した規制委員会の会合で議論が行われました。
この中で更田豊志委員は、凍土壁によって、建屋周囲の地下水の水位が下がり過ぎると、逆に汚染水が漏れ出すおそれがあることや、地盤沈下が起きないかなど安全上の問題点を投げかけました。
また専門家からも「停電で凍結装置が止まったらどんな影響が出るのか」とか、「リスクをもう一度整理する必要がある」といった疑問や意見が相次ぎ、規制委員会は引き続き、詳しく確認していくことになりました。

4月19日のニュース一覧