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8月7日のニュース

いわき 汚染水流出で試験操業延期へ

東京電力福島第一原子力発電所で汚染水が海に流出している問題を受けて、福島県いわき市の漁協は、来月から始めることを計画していた、いわき市の沖合での試験操業を延期する方針を決めました。
福島県の沖合では、原発事故のあと漁の自粛が続いていますが、本格的な再開を目指して、相馬市沖など一部の海域でタコやコウナゴなど、魚介類を限定して、試験操業を行っています。
いわき市の漁協では、来月からこの海域を広げる形で、いわき市の沖合でも試験操業を始める計画でしたが、7日、漁業者が集まった漁協の部会で試験操業の開始を延期する方針を決めました。
この中では、漁業者から「福島第一原発で汚染水が海に流出している問題への対策が十分に行われていない現状では、消費者の理解を得るのは難しい」とする意見が相次ぎました。
漁協は、今後の放射性物質の検査結果を見て、試験操業を始める時期を判断したいとしています。
試験操業を巡っては、来月からいわき市の沿岸部でもシラス漁を始めることが検討されていましたが、これについても、1か月延期することが6日決まっています。
いわき市漁協の底曳部会の吉田久部会長は「消費者の反応が重要で、現状では理解を得るのは難しくやむをえない判断だ。中止ではなく、状況を見て試験操業の開始時期を検討したい」と話しています。

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