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7月26日のニュース

原発の汚染水処理設備 1か月半停止へ

  • 汚染水貯蔵タンク
  • ALPS

東京電力福島第一原子力発電所の放射性物質を含む汚染水を処理する新しい設備のタンクで、先月、腐食でできた穴から処理前の水がにじみ出たトラブルを受けて、東京電力は腐食を防ぐ対策をとるため、来月初めから1か月半程度、この設備を全面的に止め、新たに発生する汚染水は別のタンクにためることにしました。
福島第一原発では先月、放射性物質を含む汚染水を処理する「ALPS」と呼ばれる試験運転中の設備で、処理前の汚染水をためておくタンクの溶接部から水がにじみ出ているのが見つかりました。
東京電力で調べたところ、不純物を取り除くための薬品や海水の塩分が原因と見られる腐食が進み、2か所で直径2ミリから3ミリほどの穴があいていました。
この設備では3つの処理系統がありますが、腐食を防ぐためにタンクの内側をゴムで覆う対策をすべての系統のタンクで行うため、来月初めから1か月半程度、運転を全面的に止めることにしました。
福島第一原発では、地下水が流れ込んで毎日400トンの汚染水が新たに発生していて、この間、増えた汚染水は敷地内にあるタンクにためるとしています。
これによって、当初、来月から始める計画だったALPSの本格運転も大幅に遅れる見通しだということです。

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