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汚染水漏れ 東電は早急に調査を

  • 汚染水貯蔵タンク

福島第一原子力発電所で地下の貯水槽から汚染水が相次いで漏れたトラブルで、国の原子力規制委員会は東京電力の副社長を呼び、早急に原因などを調べるよう指示しました。
福島第一原発では、地下に設置した貯水槽から汚染水120トン余りが漏れているのが見つかったのに続き、7日、東隣にある別の貯水槽でも漏れていることが分かりました。
相次ぐトラブルを受けて、原子力規制委員会の更田豊志委員は、東京電力の相澤善吾副社長を呼び、早急に汚染水が漏れた原因や環境への影響を調べるとともに、汚染水の貯蔵計画の見直しを進めるよう指示しました。
更田委員は「原子力規制委員会としては放射性物質が漏れたことを深刻に受け止めている。現実的にはタンクも足りず、今の貯水槽を使わざるをえないが、より安定した貯蔵計画を作成すべきだ」と述べて、早急な対応を求めたということです。
また、福島第一原発では、先月にも停電に伴って複数の燃料プールで冷却が停止するなど、さまざまなトラブルが続いていることについて、「現地で監視業務を行っている原子力規制庁の職員の強化を検討したい」と述べ、福島第一原発の検査に当たる職員を増やす考えを示しました。
規制委員会の指示を受けて、東京電力の相澤副社長は、報道陣に対し、「福島県の皆さんをはじめ多くの方にご心配とご迷惑をおかけして申し訳ない。汚染水が漏れた原因を調べるとともに、その対策の見直しを進めたい」と話しました。

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