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3月26日のニュース

2号機格納容器 水位は60センチ

  • 2号機

東京電力福島第一原子力発電所の2号機で内視鏡を使って格納容器の内部を調べる2回目の調査が行われ、容器の底から60センチしか水がたまっていないことが分かりました。
東京電力は、水温などから「格納容器に溶け落ちた核燃料は冷やされているものと考えている」としています。
内視鏡を使った調査はことし1月に続いて2回目で、前回、2号機の格納容器にたまっている汚染水が確認できなかったことから、今回は前回より10メートル長い内視鏡を使い内部を撮影しました。
これまで東京電力は、格納容器内の水位は3メートルほどあるとみていましたが、26日の調査の結果、水位は60センチしかないことが分かりました。
2号機では、原子炉を冷やすためにいまも1時間当たり8.8トンの水が注入されていますが、思った以上に水がたまっていないことから、格納容器の底の方で破損しているものとみられます。
2号機の格納容器には、メルトダウンした燃料が、原子炉の底を破って溶け落ちているとみられており、東京電力は、たまっている水の水温が48度ほどであることなどから、「燃料は冷えているものと考えている」としています。
2号機の格納容器については、事故から4日目の去年3月15日の朝に容器の圧力が急激に低下していて、東京電力は何らかの破損があったとみていますが、詳しいことは分かっていません。
福島第一原発の廃炉に向けては、格納容器に水を満たして溶け落ちた燃料を取り出す計画で、格納容器の損傷か所を修理する必要がありますが、水位が予想よりかなり低いことが分かったことで今後の作業は困難が予想されます。

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