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3月7日のニュース

2・3号機 海水濃度変化なし

東京電力福島第一原子力発電所の2号機と3号機の取水口付近で、6日、採取された海水に含まれる放射性物質の濃度は、前の日から大きな変化はありませんでした。
福島第一原発の周辺では、東京電力が、去年4月と5月に海水から高い濃度で放射性物質が検出された2号機と3号機の取水口付近などで、海水の測定を行っています。
6日、2号機の取水口付近の海水から検出された放射性物質は、1cc当たりで、セシウム134が国の基準とほぼ同じ0.068ベクレル、セシウム137が基準をやや下回る0.08ベクレルでした。
また、3号機の取水口付近では、セシウム134が基準の2.8倍の0.17ベクレル、セシウム137が2.7倍の0.24ベクレル検出されました。
2号機付近、3号機付近ともに、前の日から大きな変化はありませんでした。
一方、6日と5日、福島第一原発周辺の沿岸と沖合、合わせて7か所で行った調査では、5号機と6号機の放水口から、北におよそ30メートル付近で、放射性セシウムが検出されましたが、基準を大幅に下回りました。

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