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2月20日のニュース

福島1万人余外部被ばく量推定

東京電力福島第一原発の事故を受けた福島県民の健康調査のうち、先行して調査が行われた1万人余りについて、事故後4か月間に体の外から受けた放射線量=外部被ばくの量の推定結果が公表され、一般の人が1年間に受けても差し支えないとされる1ミリシーベルト以上の人が40%余りに上りました。
健康調査は、原発事故の影響を調べるために、福島県がおよそ200万人の県民すべてを対象に行っているもので、事故から4か月間の行動を調査票に記入してもらい、外部被ばくの量を推定します。
このうち、計画的避難区域などに指定され、先行して調査が行われた飯舘村と浪江町、川俣町山木屋地区の住民1万468人について、推定結果が公表されました。
それによりますと、原発で作業する人を除く9747人のうち、一般の人が1年間に受けても差し支えないとされる1ミリシーベルト以上が4111人と、全体の42%に上りました。
10ミリシーベルト以上は71人で、最も高かったのは大人の女性の23.0ミリシーベルトでした。
この女性は、事故のあと、いったん避難したものの、計画的避難区域内に戻り、3か月以上滞在していたということですが、今のところ、健康への影響は見られないということです。
福島県立医科大学の山下俊一副学長は、「今回の結果を見るかぎり、健康に影響があるとは考えにくいが、被ばく量は長期にわたって見ていくことが重要だ」と話しています。

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