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2月10日のニュース

2・3号機付近 濃度変化なし

東京電力福島第一原子力発電所の2号機と3号機の取水口付近で、9日に採取された海水に含まれる放射性物質の濃度は、前の日から大きな変化はありませんでした。
福島第一原発の周辺では、去年4月と5月に海水から高い濃度で放射性物質が検出された2号機と3号機の取水口付近などで、東京電力が海水を採取し、放射性物質の測定を行っています。
9日、2号機の取水口付近で採取した海水からは、1cc当たりセシウム134が、国の基準の1.7倍の0.1ベクレル、セシウム137が、同じく1.7倍の0.15ベクレル検出されました。
また3号機の取水口付近では、セシウム134が、基準の3倍の0.18ベクレル、セシウム137が、2.2倍の0.2ベクレル検出されました。
いずれも前の日から、大きな変化はありませんでした。
一方、9日と8日、福島第一原発周辺の沿岸と沖合の6か所で行った調査では、沿岸の2か所で放射性セシウムが検出されましたが、いずれも基準を大幅に下回りました。

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