40年後の未来へ 福島第一原発の今

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4号機の燃料プール 水中調査

東京電力福島第一原子力発電所の廃炉に向けた工程で、最初に燃料を取り出す4号機の燃料プールの状態を把握するため、東京電力は9日、水中カメラを入れてプールの水や燃料の状態を詳しく調査しています。
福島第一原発は最長で40年かけて廃炉作業を行う計画で、まず再来年3月までに4号機の燃料プールにある燃料を最初に取り出し始め、敷地内の施設に一時保管することにしています。
4号機は事故当時、定期検査中で原子炉に燃料がなかったため、メルトダウンは起きませんでしたが、燃料プールには最も多い1535本の燃料が収まっていて、事故直後、温度が急上昇し燃料の損傷が懸念されたほか、水素爆発の影響でプール上部の建屋が壊れ、水中にがれきが散乱し、中の状態もよく分かっていません。
このため東京電力は、9日午後、カメラを取り付けた水中探査機をプールの中に入れて遠隔操作で水の透明度を測定するとともに、内部を撮影して燃料の状態などを調べています。
東京電力は、来月も4号機のプールに数回、水中カメラを入れて水中のがれきの状態や燃料に損傷がないかなどを確認するということです。
東京電力は「詳細な調査を行って1日も早く燃料を取り出す作業に着手したい」と話しています。

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