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1月29日のニュース

福島第一原発 14か所で水漏れ

東京電力福島第一原子力発電所で、4号機の使用済み燃料プールを冷やすシステムなど14か所で、水の凍結が原因とみられる水漏れが発生し、プールの冷却が一時止まりました。
福島第一原発では28日も水漏れが3か所で起きていて、原子炉の冷却に伴う水の管理が課題となっています。
29日午前9時半すぎ、福島第一原発の4号機で、使用済み燃料プールを冷やすシステムで異常を知らせる警報が鳴り、システムの一部から放射性物質を含まない水およそ40リットルが漏れているのが見つかりました。
システムの弁を閉めたところ、水漏れは止まったということで、東京電力は、朝の冷え込みで配管の中の水が凍って膨張したことなどが原因とみて調べています。
このトラブルで4号機の使用済み燃料プールを冷やすシステムがおよそ1時間40分にわたって停止しましたが、プールの温度は21度で大きな変化はありませんでした。
また、原子炉を冷やすために水を送り込むポンプの近くで、放射性物質を取り除いたあとの水およそ600リットルが、また6号機の水を循環するポンプ付近から放射性物質を含まない水およそ7トンが漏れるなど、29日の1日で合わせて14か所で水漏れが見つかっています。
福島第一原発の周辺では、29日朝の最低気温が氷点下8度ほどまで下がり、28日も凍結が原因の水漏れが3か所で起きていて、原子炉の冷却に伴う水の管理が依然として課題となっています。
東京電力の松本純一本部長代理は「凍結防止対策でまだまだ不十分な点があった。保温剤を配管などに設置する作業を今まで以上に早く実施していく必要がある」と話しています。

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