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12月6日のニュース

自衛隊 7日から除染開始へ

政府は、東京電力福島第一原子力発電所の事故による放射性物質の除染について、来年からの本格的な活動拠点を確保するため、福島県の警戒区域と計画的避難区域にある4つの町と村の役場の、陸上自衛隊による除染作業を、7日から始めることを確認しました。
放射性物質の除染に関する関係閣僚会合が、6日朝開かれ、この中で、藤村官房長官は、「今年度の第3次補正予算の成立などで、およそ4600億円が確保でき、除染を加速させる条件が整いつつある。除染を進めるよう求める住民の声も高まっており、本格的な除染のステップを着実に進めてもらいたい」と述べました。
そして、警戒区域や計画的避難区域で政府が来年から始める本格的な除染活動の拠点を確保するため、楢葉町、富岡町、浪江町、飯舘村の役場の除染作業を、7日から2週間程度かけて、陸上自衛隊がおよそ900人体制で行うことを確認しました。
また、警戒区域と計画的避難区域に含まれる11の市町村を対象に、国が先月から始めた除染のモデル事業の実施状況が報告され、必ずしも順調に進んでいるとは言えないところもあるとして、事業を加速させる方針を確認しました。

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