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11月10日のニュース

4号機 空調配管で水素爆発か

東京電力福島第一原子力発電所の4号機で起きた爆発について、東京電力は、建屋4階にある空調用の配管が激しく壊れていることなどから、隣の3号機で「ベント」と呼ばれる格納容器の気体を放出した際、配管を通じて4号機に流れ込んだ水素が、空調用の配管にたまって水素爆発を起こした可能性が高いことを明らかにしました。
福島第一原発の4号機の原子炉建屋は、3月15日の早朝に爆発していて、東京電力は、この原因を明らかにするため、8日、建屋の3階から5階の状況を調べました。
その結果、燃料プールのある5階より4階の壊れ方が激しく、特に空調用の配管が最も激しく壊れていることが確認されたということです。
4号機の爆発を巡っては、当初、燃料プールにある使用済み核燃料が破損して水素ガスが発生し、水素爆発を起こしたとみられていましたが、核燃料に破損がないことから、東京電力は、3号機でベントと呼ばれる格納容器の気体を放出した際に非常用の配管を通じて水素が4号機に流れ込んで、爆発した可能性があると分析していました。
東京電力は、今回の調査結果から、4号機の爆発は、3号機のベントを行った際、配管を通じて流れ込んだ水素が、4号機の4階にある空調用の配管にたまって濃度が高まり、水素爆発を起こした可能性が高いとみて、さらに調査を進めることにしています。

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