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10月29日のニュース

除染の土 3年保管後中間施設へ

放射性物質を取り除く除染で出る汚染された土などについて、政府は、福島県内の市町村が地域ごとに設ける仮置き場に3年程度保管したうえで、平成27年の1月以降に中間貯蔵施設への搬入を始めるなどとする工程表をまとめ、細野環境大臣が29日、福島県の佐藤知事などに直接説明して理解を求めました。
細野環境大臣は、29日、福島県庁を訪れ佐藤知事と会談し、環境省がまとめた除染作業で出る大量の土などの処分方法についての工程表をまとめ、説明しました。
工程表では除染で出る土などを保管する中間貯蔵施設について、来年度中に福島県内で設置する場所を選定したうえで平成27年1月以降に土などの搬入を始め、それまでの3年間ほどは仮置き場で汚染された土を留め置くとしています。
さらに中間貯蔵施設で保管を始めてから30年以内には福島県外で最終処分を完了するとしています。
会談の中で細野大臣は「福島県内には放射性物質に汚染された土が大量にあることを考えると、中間貯蔵施設を県内に作ることをお願いせざるをえない。
関係者にとって心苦しいお願いではあるが、どうか理解してほしい」と述べました。
これに対し、佐藤知事は「しっかりと精査したい」と述べ、中間貯蔵施設の規模や立地条件などを明らかにするとともに、住民の不安が解消されるよう、国が責任を持って仮置き場の安全性を確保するよう要望しました。

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