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10月23日のニュース

東電福島第一原発の安全設備確認

  • 汚染水貯蔵タンク

事故の収束に向けた作業が続く東京電力福島第一原子力発電所の中期的な安全対策を評価する専門家チームが、23日、福島第一原発を視察し、原子炉への注水施設や緊急時の安全設備を確認しました。
専門家チームは、東京電力が、先週、国に報告した今後3年程度を想定した福島第一原発の中期的な安全対策について評価するもので、23日は原子力の専門家など6人が福島第一原発を視察しました。
中期的な安全対策は、事故の収束に向けた工程表のステップ2の達成を判断する条件のひとつになっていて、原子炉の冷却を維持する施設や方法を強化する対策を進めることになっています。
視察では、原子炉に注水するために構内を敷設されている配管や汚染水の処理装置を確認したほか、津波など緊急時の場合に使う高台に配備されている電源車の設置状況などを確かめたということです。
視察を行った福島大学の渡邊明副学長は「津波でぐちゃぐちゃに壊れた施設がある一方で、タンクなどは整然と配備されている印象を受けた。バッテリーや電源車など、緊急時に原子炉の冷却に必要な電源の多重性は確認できたが、原子炉建屋の内部の状況などまだ見えない部分も多いので、今後も責任を持って見ていきたい」と話していました。

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