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10月7日のニュース

2・3号機取水口付近 8日連続で基準超

東京電力福島第一原子力発電所周辺で、6日に行われた海水の調査で、2号機と3号機の取水口付近の放射性物質の濃度はやや変化はあるものの、8日続けて国の基準を上回りました。
福島第一原発周辺では、4月と5月に高い濃度で放射性物質が検出された2号機と3号機の取水口付近などで、東京電力が海水を採取し、放射性物質の濃度を調べています。
このうち、2号機の取水口付近では、1cc当たり、セシウム134が国の基準の1.6倍の0.096ベクレル、セシウム137が1.4倍の0.13ベクレル検出され、前の日から濃度はやや下がりました。
一方、3号機の取水口付近では、1cc当たり、セシウム134が国の基準の16倍の0.95ベクレル、セシウム137が12倍の1.1ベクレルの濃度で、前の日より上昇しました。
いずれの調査場所でも、8日続けて国の基準を上回っています。
沿岸の合わせて4か所で行われた海水の調査では、放射性物質は検出されませんでした。

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