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10月4日のニュース

海水 2・3号機は基準上回る

東京電力福島第一原子力発電所周辺で3日に行われた海水の調査で、2号機と3号機の取水口付近の放射性物質の濃度は、ともに国の基準を上回り、横ばい状態が続いています。
福島第一原発周辺では、東京電力が、4月と5月に高い濃度で放射性物質が検出された2号機と3号機の取水口付近などで海水を採取し、放射性物質の濃度を調べています。
このうち、2号機の取水口付近では、1cc当たり、▽セシウム134が国の基準の3.3倍の0.2ベクレル、▽セシウム137が2.8倍の0.25ベクレルで、いずれも国の基準を上回りました。
3号機の取水口付近では、1cc当たり、▽セシウム134が国の基準の12倍の0.74ベクレル、▽セシウム137が9.9倍の0.89ベクレル検出され、こちらも国の基準を上回り、ともに横ばい状態が続いています。
沿岸と沖合の合わせて12か所で行われた海水の調査では、放射性物質は検出されませんでした。

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