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9月27日のニュース

東電の賠償基準に不満の声

原発事故の被災者の相談に応じている「原発被災者弁護団」には、これまでに400件を超える相談が寄せられ、東京電力の賠償の基準への不満の声が増えているということです。弁護団では平日の午前10時から午後5時まで、フリーダイヤル0120-730-750で、電話相談を受け付けています。
東京の弁護士の有志およそ110人で作る「原発被災者弁護団」の事務所には、受け付けを始めた先月13日以降、首都圏に避難している人のほか、福島県内の住民などから、これまでに400件を超える相談が寄せられています。
特に今月12日に東京電力が賠償請求の受け付けを始めてからは、「送られてきた資料が多すぎてよく分からない」とか「東京電力の基準に納得がいかない場合は、どうすればいいのか」といった相談が増えているということです。
弁護団では、東京電力の基準は目安であり、個別の事情に応じて請求してもいいことや、納得がいかない場合、和解を仲介する国の機関「原子力損害賠償紛争解決センター」への申し立てが可能だということを説明しているということです。
弁護団の長谷見峻一弁護士は「東京電力は『紛争解決センター』について十分説明していないなど対応には問題がある。東京電力が示した手続きや賠償金額がすべてではないことを理解したうえで、適切に対応してほしい」と話しています。

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