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9月11日のニュース

汚染水処理進む 注水量検討へ

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東京電力福島第一原子力発電所で、2号機と3号機の施設にたまっている汚染水の処理が進み、大雨が降っても地上に漏れ出すおそれがない水位にまで下がり、東京電力は原子炉の注水量を増やす余裕ができたとして、「冷温停止」を実現するため、注水量を増やす検討を始めることにしています。
福島第一原発では、原子炉の注水に伴って生じる高濃度の汚染水が、タービン建屋の地下などにたまり、東京電力は6月中旬から浄化設備を稼働させ処理を進めてきました。
この処理によって、タービン建屋の地下にたまる汚染水を水位の変動がない1号機を除く2号機から4号機について地上から1メートル低く下げることが目標とされてきましたが、2号機と3号機は、11日午前、目標の水位まで下がったということです。
また、4号機もあと3日程度で目標の水位に下がる見込みだということです。
東京電力によりますと、目標の水位に下がったことで累積で1000ミリ程度の豪雨が降ったり、浄化設備が1か月程度停止したりしても汚染水が地上に漏れ出すおそれはないということです。
このため、東京電力は、原子炉への注水量を増やす余裕ができたとして、原子炉の温度を100度以下に継続して保つ「冷温停止」を実現するため、今後、どれだけ注水量を増やすか検討を始めることにしています。

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