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海の放射性物質 推計の3倍超

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東京電力福島第一原子力発電所から海に流れ出した放射性物質の量を海水のモニタリング調査などを基に試算すると、東京電力の推計の3倍を超える1京5000兆ベクレルに上るとする研究結果がまとまりました。
福島第一原発では、4月と5月に2号機や3号機の「ピット」と呼ばれる施設から高濃度の汚染水が相次いで海に流れ出すなどして、東京電力は、流れ出した放射性物質の量が4720兆ベクレルに上ると推計しています。
日本原子力研究開発機構や京都大学などの研究グループは、流れ出した汚染水の量に加え、海水のモニタリング調査などを基に3月下旬から4月末にかけて海に流れ出した放射性物質の量を試算しました。
その結果、ヨウ素131とセシウム137で合わせて1京5000兆ベクレルに上り、東京電力の推計の3倍を超えるとしています。
研究グループは「大気中に放出されたあと、雨で海に降り注ぐなどした放射性物質が多く含まれている。海への影響を調べるには、全体でどれだけ流れ出したか把握する必要がある」と話しています。
この研究結果は、19日から北九州市で始まる日本原子力学会の大会で発表されます。

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