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8月25日のニュース

2・3号機取水口 濃度下がる

東京電力福島第一原子力発電所周辺の海水の調査で、24日、2号機と3号機の取水口付近で採取した海水の放射性セシウムの濃度は、前の日を下回りました。
福島第一原発周辺では、東京電力が原発の取水口付近のほか沿岸や沖合で海水を採取し、放射性物質の濃度を調べています。
このうち2号機の取水口付近で24日に採取した海水からは、1cc当たり▽セシウム134が国の基準の2.2倍の0.13ベクレル、▽セシウム137が1.6倍の0.14ベクレル検出されました。
この場所では、4月に国の基準の110万倍のセシウム137が検出されましたが、その後、減少し、最近は横ばい傾向が続いています。
3号機の取水口付近では、▽セシウム134が国の基準の5.5倍の0.33ベクレル、▽セシウム137は3.8倍の0.34ベクレルで、放射性セシウムの濃度は2号機の取水口付近とともに前の日を下回りました。
このほか、沿岸と沖合の合わせて9か所で採取した海水から放射性物質は検出されませんでした。

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