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8月16日のニュース

汚染水浄化 国産装置が試運転

  • 汚染水貯蔵タンク

福島第一原子力発電所の汚染水の浄化を安定して行うため、東京電力が新たに導入した国産の装置の試運転が16日から始まりました。
東京電力福島第一原発では、6月下旬から、原子炉への注水によって生じる高濃度の汚染水を浄化して、再び原子炉に戻す循環型の冷却が続けられていますが、その要となる汚染水の浄化設備にはトラブルが相次ぎ、運転がたびたび止まっています。
このため東京電力は、これまでのものに加えて新たに国産の浄化装置を導入し、16日昼すぎから、性能を確かめる試運転を始めました。
この装置は高さ3.5メートル、直径1.4メートルの円筒形のタンクが14台集まって構成され、タンクの中に入った鉱物で放射性物質を取り除く仕組みです。
東京電力は、17日の夜まで試運転を続けて動作状況を確認し、問題がなければ本格的な運用を始めることにしています。
福島第一原発の汚染水の浄化設備の稼働率は、当初の目標だった90%を大きく下回る66パーセントにとどまっていて、東京電力では、新たな装置の導入により、安定した循環型の冷却を実現したいとしています。

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